アマチュア無線 FTDX10 八重洲無線 2024 HF/50MHz帯オールモードトランシーバー 出力100W

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商品情報

ハイブリッドSDR構成 狭帯域クリスタルルーフィングフィルターによる驚異の多信号特性

FTDX10シリーズは、FTDX101で開発したナローバンドSDR方式とダイレクトサンプリングSDR方式を合わせ持つハイブリッドSDR構成です。 ナローバンドSDR回路は、9MHzダウンコンバージョン方式を採用することで、狭帯域クリスタルルーフィングフィルターによって不要な周波数成分を十分に減衰させてからデジタル変換を行いFPGAで信号処理を行うことが可能となり圧倒的な受信性能を得ることができます。 この鋭い減衰特性を持つ狭帯域ルーフィングフィルターの採用と伝統の高性能受信回路構成、素子の吟味と厳選を重ねた結果、14MHz帯における近接(2KHz)のRMDRは、実に116dB以上、BDRは、141dB以上、3rd IMDRは、109dB以上に到達します。

ハイブリッドSDR構成 (ナローバンドSDR + ダイレクトサンプリングSDR)
FTDX10の受信部には、狭帯域化が可能なスーパーヘテロダイン方式を採用し不要な周波数成分をルーフィングフィルターにより十分減衰させてから帯域情報を高分解能A/Dコンバータによりデジタル変換、FPGA(Field Programmable Gate Array)に送られ信号処理を行うナローバンドSDR受信回路によって受信部全体の高性能化を図っています。加えて、RFフロントエンドからの周波数成分を直接デジタル処理することで バンド全体の状況を把握するリアルタイムスペクトラムスコープを実現するダイレクトサンプリングSDR回路を統合したハイブリッドSDR構成となっています。

250MHz HRDDS (High Resolution Direct Digital Synthesizer) による高品位なローカル信号
優れた近接多信号特性を得るためには、1stミキサーに注入されるローカル信号のC/N比(信号対ノイズ比)が重要な要素となります。FTDX10のローカル回路には、高分解能250MHz HRDDS方式を採用しています。この回路構成は、250MHzの高い周波数から直接ローカル信号を作り出すことによりC/N特性の大幅な改善が可能となり高品位なローカル信号をミキサーに供給することができます。 ローカル信号のフェーズノイズ特性は、近接2kHz(14MHz帯)において、-145dBc/Hzを達成しています。

15分割(HAM10+GEN 5)バンドパスフィルター
バンドパスフィルター(BPF)は、アッテネータとRFアンプの間に配置され、アマチュアバンド専用(10分割)+GEN(ジェネラルカバレッジ)受信5分割の合計15分割の構成で、受信周波数によって自動的に切り替わり通過帯域外の妨害成分を十分に減衰させてからRFアンプに信号が送られます。

IFDSPによる効果的な混信除去
IFDSPは、TI社製の32ビット高速浮動小数点DSP TMS320C6746 (最大2949MIPS/2220MFLOPS)を採用、クロック周波数368.64MHzで高速デジタル処理を行います。
FTDX10は、定評のSHIFT/WIDTH/NOTCH/CONTOUR(コンツアー)/APF(オートピークフィルター)DNR(デジタルノイズリダクション/NB(ノイズブランカー)などIFDSPによる多彩で効果的な混信除去機能を備えています。

優れたフェーズノイズ特性による高品位の送信信号
高分解能250MHz HRDDSによって作り出される高品質のローカル信号をベースとしてD/Aコンバータで送信信号をダイレクトに生成することで歪みやノイズの発生を抑え優れたC/N特性を確保しています。終段における送信フェーズノイズ特性は近接2kHz(14MHz帯)において-145dBc/Hzを達成し高品位の送信波による通信を実現しています。

安定した高出力を保証するパワーアンプ
ファイナル部のパワーアンプには、小型で2つのMOS FETがパッケージされたプッシュプルタイプの新開発 Silicon MOSFET RD70HUP2を採用し、リニアリティーに優れ、低歪率、低電圧でも安定した100W高出力を得ています。

高速オートマチックアンテナチューナー内蔵
FTDX10は、高速リレーと高耐圧のLCの切り換えによるデジタルアンテナチューナーを内蔵しています。チューニングを行った周波数とそのマッチングデータは、100chの大容量メモリー(マッチングデータメモリー)に自動的に記憶され、一度マッチングを取った周波数ではデータメモリーに記憶されているデータがチューナー回路へ伝送され、瞬時に最良のマッチング状態で運用を行うことができます。

卓越した視認性 3次元スコープ表示 3DSS対応大型ディスプレイ
高精細5インチTFTカラータッチパネルディスプレイ
ディスプレイは、5インチワイドタイプの大型カラーディスプレイを搭載し、タッチパネル操作の採用により運用周波数をはじめ、メーターや主な機能の設定、ディスプレイの表示設定など直感的な操作を可能にします。

サイズ:5インチワイド
解像度:800× 480 ピクセル
【スコープ表示】
スイープ速度:約30FPS
表示レンジ:100dB
スパン幅: 1~1000 kHz

3DSS(3-Dimensional Spectrum Stream)
リアルタイムスペクトラムスコープ表示は、FTDX101で新たに開発された3DSS(3-Dimensional Spectrum Stream)表示に対応します。3DSSは、周波数をX軸、信号強度をY軸、時間をZ軸においてバンドの情報を立体的に表示する画面で、時間の経過とともに信号が画面後方に流れていくことにより、信号強度の時間的な変化を直感的に把握することができます。

MULTI(マルチ) 表示
ディスプレイのMULTI表示はバンドスコープ表示に加え、オシロスコープとAF-FFTのオーディオスコープを同一画面に表示させます。これにより、運用中に受信バンドをモニターしながら同時に受信音のスペクトラムを表示するAF-FFT機能で相手局の送信電波のオーディオ特性を見ることや、受信部のIFフィルターや混信除去機能を調整する際にも、その効果を視覚的に確認することができるので、コンテストなどにおいて瞬時に全体のコンディションを把握することができます。

タッチパネル操作によるスムーズで快適な運用
ディスプレイ上の設定したい箇所へのタッチ操作で簡単に設定を変更したりチューニングをすることができます。

テンキー直接入力による周波数設定
周波数表示部へのタッチ操作で テンキーが表示され直接入力による周波数の設定を行うことができます。

スコープ画面で瞬時の周波数移動
スコープ画面へのタッチ操作で受信周波数がタッチしたポイントに移動します。信号のピーク部分にタッチするだけで瞬時に目的信号に周波数を移動することができます。

用途に合わせて選べる多彩なスコープ画面表示
センターモード (CENTER)
受信周波数が常にセンターに配置され "SPAN"で設定した範囲の状態を表示しますので目的周波数を中心に周囲の状況をモニターするのに便利です。

FIXモード (FIX)
バンドプラン等に合わせて“SPAN" で設定した範囲で固定して運用する場合に 便利なモードです。“FIX"キーを長押しすることでスコープのスタート周波数をダイレクトに入力することができ設定のSPANでバンドの状態をモニターすることができます。

カーソルモード (CURSOR)
FIXモード同様に“SPAN"で設定した範囲内の状態をモニターしますが、周波数(マーカー)が範囲の上限または下限を越えると自動で画面がスクロールし設定範囲の外の状況を確認することができます。

優れた操作性と視認性を両立させたフロントパネルデザイン
大型5インチのタッチパネルディスプレイによる直感的な操作を実現すると共に、実際の運用において重要な機能はVFOダイヤルを中心に配置され、通信機としての操作性を重視したパネルレイアウトになっています。

MPVD(Multi-Purpose VFO Outer Dial)
VFOダイヤル外側のMPVD大型多機能ダイヤルは、通常は周波数の早送りとして使用することでVFOダイヤルと組み合わせた快適なチューニングを行うことができます。MPVDには機能の割り当てもできるので、高い頻度で使用する機能を割り当てれば、VFOダイヤルから手を離すことなく変化する受信状態の中でも素早い調整が可能です。

SDカードスロットを装備
前面にSDカードスロットを装備し、市販のSDメモリーカードを使用して交信の録音/再生、ボイスメモリー(送信用の音声録音)、各種のセッティング、メモリー内容の保存、スクリーンキャプチャー(表示画面の保存)、またファームウェアの アップデートなどを行うことができます。

遠隔操作で運用の幅を広げるPCリモートコントロールシステム
バンドスコープ対応で離れた場所からも快適な運用を実現
FTDX10にLANユニット(別売:SCU-LAN10)を繋いでLANやインターネットに接続することで、遠隔地からトランシーバーのリモート運用を行うことができるPCリモートコントロールシステム。リモート運用ではトランシーバーの基本操作の他、多彩なスコープ表示に対応しており快適な運用ができます。遠隔地からのリモート運用以外にも家庭内LANに接続してシャックから離れた場所からバンドの状況を大型ディスプレイに映し出してモニターすることが可能になります。

リモート運用
・用途やお好みで配置を選べる操作パネル
・送受信基本操作
・バンドスコープ機能(3DSS表示、ウォーターフォール表示)
・MULTI表示(バンドスコープ/オシロスコープ/AF-FFTオーディオスコープ)
・各種フィルター/混信除去機能
・メモリーチャンネル機能

拡張性に優れた外部入出力
外部ディスプレイ接続
リアパネルに外部ディスプレイ端子(DVI-Dコネクタ)を備え、デジタル方式の出力によるディスプレイ接続が可能です。
(LAN接続やLANユニットは必要ありません)
市販のDVI-Dデジタルケーブルを使って本体のリアパネルに直接ディスプレイを接続することで、バンドスコープその他、高画質の大画面モニターによる快適な運用を行うことができます。

ロングワイヤー対応オートアンテナチューナー(FC-40)対応
背面にチューナー端子を装備し、1.8MHz ~ 30MHz、50MHz ~ 54MHzのアマチュアバンドで長さ20m以上のワイヤーに整合させることができるオートアンテナチューナー(FC-40)に対応します。

ACC端子
アクセサリー端子よりオプションのLANユニットを接続してLANや インターネットを経由したリモート運用(遠隔制御)を行うことができます。

快適な運用をサポートするリモートコントロールキーパッド FH-2
別売のリモートコントロールキーパッド(FH-2)は、音声を録音して送出するボイスメモリー機能や、CW運用時に使用するコンテストメモリーキーヤーを操作するリモートコントロールキーパッドで、コンテストなどにおける スムーズな運用をサポートします。

3つのUSBポートを装備
リアパネルに3つのUSBポート(Aタイプx2、Bタイプx1)を装備していますので、マウスを接続したトランシーバーの操作やキーボードを接続した文字の入力などに使用することができます。

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